儲かるファンダメンタルズ分析のやり方
結論を先に言いますと・・・
ファンダメンタルズ分析だけで勝っているトレーダーって結構います。
私は株式投資を約30年ほどやっているベテランの投資家ですが、
株式投資歴が長くなると株で儲かっている人の傾向がわかります。
株の初心者の人は儲かっている人の傾向をマネするだけで勝率がアップすると思う。
投資期間
一番顕著なのが投資の時間軸だと思う。
投資する時間軸が長い、中長期投資の人ほど勝ち組が増えていくイメージ。
中長期の投資家はファンダメンタルズを重要視している。
これは間違ってない。
深堀りすると・・・
スイングトレーダーはチャーチストが多くて、基本的にチャートのテクニカル分析で売買を判断している。
スインガーの人はファンダメンタルズを軽視する傾向があります。
その結果、
短期投資のスイングトレーダーは多くの人が負けています。
チャート分析だけで勝ってる
トレーダーもいるけど少数派だ。
しかし、儲かっている投資家の多くは
ファンダメンタルズ分析に重きを置いている。
という事実を知っておいて欲しい。
私のファンダメンタルズ分析の方法
私の専門はバリュー株投資です。
ファンダメンタルズ分析を重要視してますが、チャートのテクニカル分析を無視していいとは全然思ってない。
だから、チャートのテクニカル分析も補助的に入れています。
ファンダメンタルズ分析と
テクニカル分析のダブルで相場に挑んでいる感じ。
ファンダメンタルズ分析にテクニカル分析を加味するとシナジー効果を生むと思ってます。
ファンダメンタルズ分析
そして、ファンダメンタルズ分析に
必要なアイテムが会社四季報。
私はバリュー投資家なので
会社四季報に何を求めるのかと言うと
会社の実力の割りに株価が安い
いわゆるお宝銘柄を探す事。
会社四季報の読み方
会社四季報の
どの部分を
チェックしているのかというと?
- 時価総額
- 売上高
- 営業利益
- EPS
- PER・PBR
- 自己資本率
- 有利子負債
- 現金同等物
- 営業CF
- 株主
以下の情報は会社四季報だけでは判断できないので、他のツールでチェック。
項目 | チェックポイント |
---|---|
売上予想 | 増えてるか? |
お金の流れ | 流動資産>流動負債 |
現金同等物 | 毎年増えている? |
配当性向 | 配当性向が高すぎるのはマイナス |
時価総額の読み方
時価総額は多ければ良いというものでもない。
超大型株は機関投資家が売買するので個人投資家は不利だと思っている。
個人投資家は中小型株も選択肢に入れた方が良いと思っている派。
資本移動の読み方
公募増資を実施した企業は減点対象。
売上高の読み方
売上予想高をエクセルに入力して
予想売上高の推移を定点観測。
PERの読み方
PER20倍までの会社が購入対象。
→バリュー株 PERの目安
自己資本率の見方
自己資本比率はできるだけ高い方が良い。
65%以上?
有利子負債の見方
有利子負債はゼロか、
時価総額の10%未満が好き。
現金同等物の見方
毎年、現金同等物が増えているかをチェック。
営業CFの見方
営業キャッシュフローが黒字かどうか。
配当金の見方
重要なのは配当性向が何%なのか?
配当性向は四季報には載ってないので、他のサイトでチェック。
以上の項目で合格ラインだった銘柄のページに付箋を貼っていきます。
会社四季報の
役目はここまで
次の行程で会社四季報でピックアップされた銘柄のチャートをみてテクニカル分析する事によって、ふるいにかけて投資対象銘柄を絞っていきます。
詳しいバリュー株の探し方を別ページでご紹介。