儲かるサポートラインの引き方
サポートライン(下値支持線)は、株価が下落した時に反発しやすい価格帯を指し、
株式相場の世界では「床」のような意味合いで使っています。
具体的にサポートラインは、過去のチャートで株価が下げ止まった複数の安値を線でつなぎます。
実際に、株価がサポートラインに近づくと、多くの投資家が買いを入れてくるので、株価が下げ止まる事が多いです。
多くの投資家が心理的な節目として注目!
逆に、株価がサポートラインを明らかに割り込んでしまった時は、損切りする投資家が多くなり、
その結果売り圧力が強くなって、株価がさらに続落するケースがよくみられます。
「買い注文」 VS 「売り注文」
だから、サポートライン付近は買い注文と売り注文がぶつかる投資家同志の戦いの場でもあるわけです。
これまではサポートラインの基礎的な考え方です。
サポートラインの信頼度
それでは私のサポートラインの引き方と考え方をご紹介します。
投資を長く続けてきて思うのはラインというと1本の線を指しますが、
私は1本のラインではシビア過ぎると感じてまして、それより層というか面で幅を持たせた方が良い結果を生むと思ってます
そこで、実際にチャートにサポートラインを引く作業になるわけですが、
これは投資する期間によって
見るチャートが違ってきます。
私はバリュー投資家
投資期間は半年以上になる事が多い
だから週足チャートを選んでいます。
ここでサポートラインの
信頼性について考えます。
【サポートラインの信頼性】
月足 > 週足 > 日足
個人的には日足チャートの信頼性が
一番低いと感じます。
今振り返れば・・・
日足チャートを主に使っていた時は負けてました。
負けた理由
日足レベルのサポートラインの信頼度が低いんだと思います。
月足チャートでのサポートラインが一番信頼性が高くて好きなんですが、月足チャートをメイン活用すると売買機会が著しく減ってしまうので参考程度にしています。
そういった理由で今では週足チャートをメインに活用しています。
週足チャートにサポートラインが何本引ける?
あと、サポートラインが何本引けるかでラインの信頼性が全然違ってきます。
- ラインを多く引ける方が信頼性が低い
- ラインが少ない方が信頼性が高い
サポートラインが4本
サポートラインが1本
なぜ、サポートラインが
少ない方が信頼性が高いのか?
それは、1本の方が
投資家の目線が1点集中するからです。
逆に、サポートラインの本数が多いと投資家の意識も分散される。
だから私は、サポートラインが何本も引けるような銘柄は投資対象から除外しております。
安値の数でサポートの強さが違う
あと、サポートラインにも、弱めと強めのサポートラインが存在します。
2点の安値で形成されたサポートライン
3点の安値で形成されたサポートライン
もちろん、
強いサポートラインは後者だ。
このようにチャートを見る時は
サポートラインの強弱も見る
とにかく無理して
トレードしなくても良いのだ。
この知識だけでも投資成績は
著しく向上します。
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