バリュートラップを回避する方法。
バリュエーション(PER・PBRなど)的にみて「この株は割安だわ!」と思って買った株が全く上がらない・・・
投資家あるあるです。
このような状態を投資家達はバリュートラップ(割安のわな)と言ってます。
バリュー株投資家にとって、ひとつの難題がこのバリュートラップです。
安い株価で長い間放置されている銘柄には安い理由が何かしらあるわけです。
残念ながらバリュートラップを完璧に回避する方法はありませんが、対策する方法はいくつかありますので以下で紹介していきます。
バリュートラップを回避
バリュートラップを回避する方法、まずは増配する銘柄、自社株買いを実施する会社の株を買う事です。
今までの経験上から増配を発表された後、株価が上がる事が多いという事がわかっています。
だから、毎年自己資本が積みあがっている事など増配できる基本的な条件が揃っている事が大切です。
基本的に増配を続けている会社の株価が上がらないわけがありません。
つまり、高い確率でバリュートラップを回避できるというわけ。
ただ、増配を続けるためには、企業の業績が良くないと無理なので、
売上高の推移や、EPSの推移などは注意してみる必要はあります。
配当性向も重要
また、配当性向も50%以上となってくると増配余力が苦しくなってくるのもあるので配当性向が50%以上の銘柄は買わないというのもバリュートラップを回避するひとつの手ではある。。
私の場合はバリューだと思って買う場合は
- 業績は良好
- 自己資本比率50%以上
- PER10倍以下
- 配当性向は40%以下
- DOEを採用(累進配当政策)
- 自社株買いを実施している
- 有利子負債は少なめ
最後にどれだけ、企業分析(財務諸表・ライバル会社など)を頑張っても100戦100勝はないのが相場の世界。
最終的にトータルでプラスにもっていけば良いという考え方で投資している。